2016年9月熊谷麻里先生発表会感想レポート

こんにちは。

東音楽器足立センターの山口です。

先日、熊谷麻里先生の発表会が開催されました。

素晴らしい発表会での模様、様子、感想など交えながら
書かせて頂きます。

まずは数日間、自分だけで余韻に浸るのが

この上ない楽しみでして、ちょい遅れの感想投稿を
お許しください。

昨年より麻里先生に息子(高1)がお世話になっております。
今回の発表会にも参加させていただきましたが、

息子の母という目線よりは
ピアノのご指導者である麻里先生を

尊敬しているものとして書かせて頂きたいと思います。

会場は川口リリア音楽ホールです。
このホールはまもなく公開の映画「四月は君の嘘」に

出てくるホールのモデルとなった場所です。
立派なパイプオルガンがあり、一流のアーティストが

コンサートを開く場所でもあります。
音の響きやピアノの音は一流で本当にきれいでした。

麻里先生の門下生の皆さんに共通してることは、生徒さん全員が

「弾ける」ということです。
ただ弾くのではなく、楽しませ、そして私達に

「聴かせてくれる」のです。

高いクオリティなのに余裕すら感じさせる演奏には

本当に驚かされます。


発表会での生徒さんの演奏を聴くうちに

「ソロ演奏」

存在感を改めて感じました。

入りたての生徒さんはこれからが楽しみとして、

他の生徒さんはみなソロ演奏を完成させています。

ソロ演奏がひけてこその連弾アンサンブルなのです。

そして、一人一人どの生徒さんも本当に

音がきれいなのです。

小さい生徒さんも大きい生徒さんもどの生徒さんもです。

 

音楽の道に進む進まないということに関係なく、はじめから

どの生徒さんへも同様の

「妥協しないレッスン」

展開されていらっしゃるのだと思いました。

そして、何より先生と生徒さんとの信頼関係が

しっかりと結ばれているということが

この素晴らしい発表会へと繋がっているのですね。
現代のピアノ業界では、テキスト、指導法、

教室の在り方そのものが多様化しており、

・テキストは何がよいのか?

・どんな指導法がよいのか?

・グッズは使うべきか?

・電気ピアノでよいのか?

というようなことを模索しながらレッスンしている

先生も少なくないようです。

「ぶれない」

という言葉がありますが、

まさに真の王道の「ピアノの発表会」を見せて頂きました。

そして私の中で今ふつふつとした思いが巡りはじめたところです。

麻里先生、生徒さん、素敵な発表会をありがとうございました。

心から感謝をこめて。

平成28年9月7日

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