6vol.286━ 2025.9.5
こんにちは。東音楽器足立センターの山口弓枝です。
9月がスタートしました。
この季節は年末のイベントや来年の見通しをそろそろ立てる時期です。
まずはクリスマス会について、選曲や会場探し、秋のコンクールの準備など。
夏が過ぎたこの時期のスタートダッシュが大事になってきそうです。
弊社では今年のクリスマス会は3日間に分けて開催予定です。
クリスマス会はどんな曲でもOKの気楽なコンサート。
今年は講師達でちょっとおもしろい企画を考えていまして、生徒さんにウケたらいいなぁとワクワクしているところです。
先生はどんなプランを考えていらっしゃいますか?
ぜひこのメールの返信で、教えていただけたら嬉しいです。
さて、今週の新刊教本のご紹介です。
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◆ これおすすめ!(新刊)
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やさしいピアノ曲集 ブルクミュラー25番で弾ける ラヴェル名曲集
●価格:2,090円
●カワイ出版
●2025年6月発売
これは迷わず欲しい一冊です。
フランスの作曲家「ラヴェル」は今年生誕150年の記念イヤーです。
それを記念して有名な作品・隠れた名曲を、原曲の魅力たっぷりに編曲されています。
上級レベルの楽曲が多い中、ブルグミュラー25レベルで弾けるチャンス。
1:眠れる森の美女のパヴァーヌ 「マメールロワ(マ・メール・ロワ)」より第1曲
2:プレリュード
3:夜への前奏曲 「スペイン狂詩曲」より第1曲
4:祭り 「スペイン狂詩曲」より第4曲
5:ヴァイオリンソナタト長調 第2楽章「ブルース」
6:序奏とアレグロ
7:ソナチネ第1楽章
8:ボレロ
9:メヌエット 「クープランの墓」より第5曲
10:ヴォカリーズ -ハバネ形式のエチュード
11:亡き王女のためのパヴァーヌ
12:眠れる森の美女のパヴァーヌ 「マメールロワ(マ・メール・ロワ)」より第1曲
13:亡き王女のためのパヴァーヌ
14:ボレロ
憧れのあの曲もこの曲も収監されています。
発表会でもチャレンジしてみたいですね。
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◆ これおすすめ(教本)
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はじめましてポリフォニー
●価格:1,760円
●Gakken
●初級向け
ピアノを学習する上で避けて通れない「ポリフォニー」
こちらは、インヴェンションの導入として人気の教本「やさしいポリフォニー」のリニューアル版です。
ポリフォニー=多声音楽の演奏は、ピアノを学習するうえで避けて通れない技法ですが、ごく初歩の学習者に取り組みやすく、弾きやすい曲集の出版は限られています。
この教本のコンセプトは「初歩の生徒が自然とポリフォニーになじめるように」です。
練習効果の高い楽曲、なじみの深いメロディ、バロック曲が追加されより学べる教本として登場しました。
より充実した内容でおすすめです。
バッハコンクールの課題曲も多く選ばれるため一冊は揃えておきたい教本です。
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◆ ピアノに関するお話
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今年はショパン国際コンクールが開催されます。
日本人は13人のコンテスタントがポーランドワルシャワ本大会に参加します。
先日、その中のお一人の西本裕矢さんの演奏を二つの会場でそれそれ聴かせて頂きました。
ダイナミックさと繊細さ、曲によって自由自在に弾き分けられる技術には驚かされました。
ピアノは「ファツィオリ」と「シゲルカワイ」です。
それぞれとても良いピアノですが、特徴が違います。
例えば、88鍵盤のどこの音域を特に響かせたいか?
低音か高音か、また中間部なのか?
それにより響きも全く違ってきます。
ファツィオリは乾いたブリリアントな響きで高音は鐘をならしているかのよう。
実にクリアで、美しい音色でした。
一方、シゲルの方は、真ん中の音域から低音部は安定の響きですが、高音部は少しキンキンしていたように感じました。
これはカワイピアノそのものの特徴のように感じます。
もしかしたら好き嫌いがはっきり分かれるかもしれません。
コンテスタントたちは今まさに、エントリーしている全てのメーカーを試弾するかのように弾きまわっているようです。
実際の本大会ではどのピアノで演奏するのか?
そのあたりにも是非注目なさってみてください。
以上、これらの感想はあくまで山口個人のものですので、悪しからず。
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◆ 美容と健康のお話
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秋とは言えない暑さが続いていますね。
暑さ寒さも彼岸までという言葉通り、涼しくなるのもあと一息ですね(笑)
お肌や髪など夏のダメージを受けるのも丁度今頃。
間髪入れずにしっかりメンテナンスをしたいところです。
高いコスメは即効性があり、効き目やリカバリーには最高なのですが何しろどれもお値段がお高い(泣)
そして、使用する際は勿体ないという心理から、ついつい少量にしてしまうという悲劇を生みがちです。
高いコスメを少量使うのも良いですが、リーズナブルなコスメを惜しげなくバシャバシャ使うことが実は良かったりします。
一本1000円~2000円位の化粧水をコットン数枚にたっぷり含ませ、顔に乗せます。
フェイスパック風に10分くらい置きます。
その後は首や、手や足、足の裏(笑)まで拭いてしまってください。
ポイントは「おしげなく使う」です。
そうすることで、気分も上がります。是非おためしあれ。
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◆ 編集後記
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突然ですが、山口占いが大好きで、いろいろ試しています。
どうやら、今は天中殺だそうで、来年2026年2月で抜けるそうです。
天中殺と聞くと、悪いことが起こるイメージですが、そうとも言えないようです。
そもそも天中殺とは?
お伺いしたところ、下記のように説明を受けました。
干支一周、つまり12年を一つのステージに例えるとします。
最初の10年間は一生懸命生きる。
スタートの時に100%あったエネルギーが10年終わるころに0になるとします。
残りの2年間でまた100%に戻す。
そして次の新たな12年をスタートさせる。
つまり、最後の2年間が天中殺にあたるのだそうです。
その2年間は新しいことを始めず、大きな決断をせず、今までしてきたことを継続し、ゆるゆると過ごすのが良いそうです。
何より一番は、10年間頑張った自分をたっぷりと甘やかし、ご褒美を与え続ける。
そんな2年間を過ごすと良いらしいです。
という訳でアドバイス通り、自分を甘やかし美味しいものを食べ過ぎて、只今、ぷっくぷくです(笑)
来年はダイエットも含め、前進の1年にしたいです。
有言実行!頑張ります。
追伸:メルマガのご感想お待ちしております!!
次回配信は9月26日(金)の予定です。