vol.276━ 2024.9.3
こんにちは。
東音楽器足立センターの山口弓枝です。
気が付けば、9月がスタートです。
夏の季節はあっという間ですね。
そして、今年も残り4ヶ月となりました。
そろそろクリスマスへ向けての準備を進める時期ですね。
会場予約にいつもアタフタするため、今年は夏前に予約をしました。
場所さえ確保できれば一安心です。
今年のクリスマスにはソロに加え、連弾を推奨していこうと思います。
連弾は人を思いやる気持ち、音を聴く、タイミングを合わせるなど努力が必要です。
そんな体験をしてほしいです。
ペアレッスンも楽しそうですね。
さて、新刊本のご案内です。
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◆ これおすすめ!(新刊)
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ピアノ連弾のための 7つの子守歌
https://amzn.to/4dJirCU
●価格:1,650円
●7月12日発売
●カワイ出版
●初級~中級向け
前号に続き、レアな作曲家のご紹介です。
ベネズエラ生まれの作曲家レイナルド・アーン。
情熱的な国で生まれ、その後フランスで活躍しました。
タイトルにあるように全ての楽曲が子守歌になっていて、穏やかで美しいメロディのものばかり。
全曲が子守歌というのも大変珍しく一冊は揃えておきたい教本です。
初級同士の連弾譜面に迷ったら手に取ってみてはいかがでしょうか。
初心者の大人の方にも是非おすすめです。
クリスマス会にもお役立ちしそうです。
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◆ これおすすめ(教本)
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こどもの発表会・コンクール用ピアノ曲集 あそび編 でこぼこクレヨン
https://amzn.to/3z2nzTm
●価格:1,870円
●カワイ出版
●初級~中級向け
邦人作曲家の中でも注目度の高い3人の先生によるピアノ曲集です。
特に安倍美穂先生の連弾曲は大人気でコンクールでも取り上げられています。
タイトルが身近なところから付けられていてイメージが湧きやすそう。
「雨の日の待ち合わせ」「夢色シャボン玉」「ワルツのようにブランコこいで」など
タイトルも遊び心を感じ心惹かれてしまいます。
想像豊かに弾いてほしい教本です。
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◆ 編集後記
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先日、「電気ピアノでできること」というセミナーに参加しました。
現代では主流になりつつある電気ピアノ。
指導する側としてはいつも悩みのたねですね。
生ピアノで練習することが一番ではありますが、時代と共に人も価値感も変化しているのも事実です。
否定したり相手を変えようとするのではなく、柔軟に対応していくことが必須かもしれません。
セミナーで私が一番注目したことは、指導者側の価値観で指導するのではなく、生徒さんの価値観に寄り添うという考え方に共感しました。
つまり「教える」から「寄り添う」にシフトしていくという事です。
しかし一方では、しっかり基礎から本格的に習いたいという生徒さんもおり、その場合には既存通りのレッスンを!
正に二刀流が求められているのかもしれません。
次号2024年9月14日(金)に配信予定です。